応急手当のABC
救えるのはあなた!
大切です!救急車を待つ 「5分間」

応急手当の基礎知識

救急車到着までの時間が大事です。
わたしたちは、いつどこで突然のけがや病気におそわれるか予測できません。
また、けがや病気の中には、そのままにしておくと状態の悪化を招き、生命が危険におちいるものがあります。たとえば何かが原因で意識障害を起こしている人は、そのままにしておくと舌がのどに落ちこんで呼吸ができなくなり、ついには心臓も止まって死にいたります。また、のどに物をつまらせた人は、そのままにしておくと窒息状態となり、死んでしまいます。
一方、それほど心配する状態ではないと思われても、呼吸困難、頭痛、胸痛、腹痛の症状を呈するけがや病気では、それが重症であったり、また対処の仕方によっては、ますます症状が悪化し、生命が危険になるものがあります。
では、救急車は何分ぐらいで来てくれるのでしょうか。救急車が、119番通報を受けてから現場に到着するまでの全国の平均時間は5~6分です。
しかし、脳が酸素なしで生きていられる時間はわずか3~4分といわれています。したがって、呼吸や脈拍が触れなくなった傷病者をそのまま放置して救急隊員に引きわたしたのでは、かりに生命を救えたとしても元の社会生活ができるまで回復させることは非常に困難となります。
そこで、このような場合には、一刻も早く適切な応急手当を行う必要があります。そして、その応急手当を行う人こそ、その場に居合わせた「あなた」なのです。
では、その場ですぐに行わなくてはならない応急手当を列記してみましょう。
意識障害のとき(意識をなくしたとき) → 気道確保

片方の手はおでこに、そしてもう片方の手をあごに添えて、あご先を天井の方へ向けます。
呼吸停止のとき → 人工呼吸・胸骨圧迫・AED使用

呼吸を6秒間で確認し、呼吸が無い場合はすぐに人工呼吸(軽く胸が上がる程度で2回)を実施します。次に胸骨圧迫(胸の真ん中を、おおむね3センチから5センチ程度の深さで30回押す)を実施します。
(注)人工呼吸2回と胸骨圧迫30回は救急隊が来るまで続けて実施します。
気道閉塞のとき(気道がつまったとき) → 異物除去(背部叩打法・腹部突き上げ法)

- 後方より相手の上腹部と胸部を両手を使い締め上げる。
大出血のとき → 止血法

滅菌された布を直接傷口にあて圧迫し出欠を止めます。
また上記以外で、ショック・呼吸困難があるときは症状にあった体位管理や応急手当を、 ひどい頭痛・胸痛・腹痛があるときは楽な姿勢、悪化したら応急手当を実施しましょう。
その場での適切な行動が、尊い人命を救います。その場に居合わせた「あなた」の迅速な応急手当と119番への通報が、救命リレーのスタートです。
応急手当てを覚えよう!

救急車が到着するまでの「空白の5分間」。この間の応急手当てで、尊い命が救われます。
消防署では、市民や事業所等を対象に救命講習会を実施しております。詳しくは、市報および市ホームページ内の救命講習会予定表をご覧になるか、消防本部まで問い合わせてください。
(注)普通救命講習会および上級救命講習会終了者には修了証を交付します。
(1)上級救命講習会
講習の時間:8時間(1日コース)
講習の内容:心肺蘇生法(成人・小児)、AEDの取り扱いかた、止血法、傷病者管理など
(2)普通救命講習会
講習の時間:3時間(半日コース)
講習の内容:心肺蘇生法(成人)、AEDの取り扱いかたなど、止血法
(3)応急手当普及員講習会
応急手当てを自治会・事業所等で指導・普及していただく応急手当普及員を養成する講習会です。
講習の時間:8時間(3日コース)
講習の内容:応急手当普及に関すること全般
(4)応急手当講習会
応急手当ての講習会も実施しております。詳しくは、消防本部まで問い合わせてください。
講習の内容:心肺蘇生法、AEDの取り扱いかた、止血法など
簡単な応急手当
- 骨折しているとき
むくみがくるので、靴やズボンは脱ぐか切りさき、そのうえで、局所の安静を保つため、副木を当て、骨折部を低くしないようにして病院へ - やけど
まず、水で冷やす。衣服はそのまま、脱がせるときはハサミで切りとる。 - 切り傷
大きな出血はまず止血。
小さな出血は水で洗って汚れを落とし、消毒してガーゼで圧迫する。

(注)消防署では、救急に必要な応急手当の講習会を随時受け付けています。
このページに関するお問い合わせ先
消防署 救急担当
住所:入間市大字小谷田581
電話:04-2962-7306 ファクス:04-2965-2741
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